書評

堀江貴文氏(ホリエモン)の「自分のことだけ考える。」を読んで

 

概要

  • 読みやすくわかりやすいメンタル本
  • 自らの実例を挙げた「炎上」に付いての解説
  • 生き抜く力 根源とは

 

「炎上される者になれ!」と言うサブタイトル

強烈なインパクトを持ったサブタイトルである。

本屋さんの本棚に「炎上される者になれ!」と大きな見出しで彼の顔写真があれば、「ホリエモンがまた言うてる」って思われる方も多いと思います。

そして、その本を手に取る方もおられるでしょう。

それもまた彼の戦略の一つでもあるんですよね。

その戦略にまんまと引っかかったのがこの私です(笑)

ってか、彼の本は数本読んだけど、なかなか面白いんですよね。

今回は実例を挙げての解説本だったりするので、ネットで情報収集していない方や、見落とした方などに対して改めて「炎上」した内容をわかりやすく解説されています。

 

 

livedoor 時代から

livedoor時代から彼に注目している。

何故なら、まずは同世代だと言う事と、常に新時代を先取りしていると言う点。

Blogと言うものをメジャーな存在にしたのも彼の影響が大きいと思う。

かくゆう私もlivedoor blogをしていた時期もありました。

この時代、カスタマイズができるBlogが画期的だったのです。

そして、ある日のテレビで「これからは、ネットで誰でも売買ができるようになり、そうなると実店舗が潰れていきます。ネット売買ができるようになると、個人売買が盛んになります」って言ってたのを今でも印象深く残っている。

そして現在、スマホが普及してフリマアプリができて個人売買が盛んになっている。

彼は数年前にこれを予測してるんですよね。

そう言う考えや発想を学びたいから、彼に注目しているんです。

 

 

好き嫌い賛否両論

彼についての好き嫌いは賛否両論で、私は彼の事を好きであるけれど、私の妻は彼のことが嫌いである。

私は、ディベート番組などから彼の考え方や発想を盗もうとしている。
何故なら時代の的を得ているから。

だけど嫌いという人は、メディアの薄っぺらい情報でしか判断していないのだと思う。

彼が嫌われる原因としては、番組収録中でも携帯をいじっている様は良い姿ではないと思う。
本人は良くても、周りの人達は良い気がしないし、彼ほどの署名人がそういう事をすると、これからの若者たちが良いものだと間違った解釈で真似をするからだ。

人生の先輩は手本にならないといけないという事を学んで頂きたいのも事実である。

だけど、全てを否定するのでは無く、その人の良いとこを真似て盗んで自分のモノにするのが自分の人生において豊かになる秘訣だと私は思うのです。

誰だって人から好かれたい。
だけど、嫌われても仕方ないという事を理解しておくと、人生が楽に生きられるという事をこの本でも解いている。

 

 

意味のある「炎上」

メディアは悪人を作るのが非常に上手い。

何故なら、人の悪口ほど面白いものは無いからである。
そしてそれは拡散されやすいから。
拡散すると、売れるからである。

反対に良い話ほど拡散しにくい。
だけど最近は、ネットの普及により真実が評価され拡散されつつある。

私はその光景を見ていて、「今の若い子はしっかりと「良い」「悪い」を見抜いてるんだなぁ」と思い、腐った世の中から解放される日も近いのではないかと感じています。

「炎上」するという事は、意見が飛び交うという事であって、このようにディベートする事によってより良いものになって行くという事を彼は言いたいのだと思う。

だからこそ、このようにして「良い方向に向かうために」もっと「炎上」させるべきだと彼は解いている。

もっとディベートしようぜ! って。

「炎上」させる事はコストパフォーマンス的に考えても良いのだと。

そして、その結果「良いもの」や「真実」だけが残るのです。

「自分の意見を言う」という日本人の最も苦手とする所を彼は指摘しているのだ。

「反対意見を言うと嫌われる」とか思うなと。

それが「個性」だし、人と違って当然という事も。

一番ダメなのが「無個性」であると。

何故なら、これからの時代を生きて行くに当たって、世界の人達と触れ合うことが身近になってくる時代が来た時に「無個性」では通用しないからだ。

通用しないと言うか、相手にされないのだ。

相手にされないとはどう言うことかと言うと「無視される」と言う事だ。

何が一番辛いって「無視される」ことが一番辛い。

だからそうならないうちに今から練習しなさいって事なのだ。

 

 

Twitterでの発言の注意点

Twitterは140文字制限がある。
これからは280文字制限になるそうだ。

140文字制限は、言葉を厳選しないとすぐにオーバーしてしまうので、かなりの言葉を削ることが多い。

言葉を削ると、誤解される事も多いし、間違った解釈をされる事もあるから気をつけなければいけないところである。

最近の炎上では『「なんで保育士の給料は低いと思う?」低賃金で負の循環』と言う記事に対して、「誰でもできる仕事だからです」と回答した彼のツイートが炎上した事は記憶に新しい。

炎上内容はこうだ。

「そんなに言うのなら一ヶ月保育士をやって見て」とか「国家資格が必要だから誰にでもできるわけじゃない」と言う「保育士をバカにしている」と言う内容だ。

それに対して誤解を招いたと自ら認めている。

彼の回答はこうだ「誰でも(やろうとしたら大抵の人は)できる(大変かもしれない)仕事」で、「誰でもできる」からこそ仕事としての希少価値が低く、給料が低い。

給料が低い原因は、社会の構造上の問題で、保育士に対してお金を出そうと言う人が少ないからであるとも。

高給取りになりたいのであれば、もっとアイデア次第でサービスを提供するべきだと言う事をアドバイスしている。

保育士だけでの話ではなく「誰でもできる仕事」で大変な仕事はたくさんあって、そう言う仕事はこれからも給料は高くはならず、格差は開いて行くと言う。

この回答は自分の仕事にも当てはまる。

私はこのTwitterの炎上を知っていたから、この本のタイトルに反応したのです。

 

 

この本を読んで

この本を読んでいて、塀から出て来ての彼は変わったように感じる。

私達はメディアを通じて、彼の断片的な部分しか見ていないけど、
実際は「えー奴」(良い人)なんじゃないかとさえ感じるのだ。

だからこそ誤解されるのはもったいないと思う。

これからの時代を生き抜くには「個性」が大事であり、人の顔色を見ながら人に合わせて生きるより、自分の事に集中していると、周りの人達から応援してくれるし仲間も増えると言う事を教えてくれている。

実際、私の今までの人生もそうだった。

波乗り(サーフィン)がしたくて友達を誘い、最初3人からスタートしたら、いつの間にか30人に仲間が増え、現地に行けば必ず誰かがいるといった環境までにもなったし、自営業で奮闘している時も、友達を始め周りの人達に助けられた経験がある。

その時は楽しかった。
楽しい所には人が集まる。

青春時代も相まって、日々が充実していた。

何故なら「必死」で生きていたからだ。

だけど、結婚して会社員になって「目が死んでいる」と言われるようになった。

それは「自我」を見失っていたからだと思う。

数年前「佐川男子」と言うのがブームになった。

その発端は、マツコデラックスさんが、「佐川のお兄さんがかっこいい」と言ったからだ。
何故そのように思ったのかと言うと「必死で頑張っている姿が良い」と言う。

「必死で頑張る」=「自分の事だけを考える」に繋がるのです。

この本はこれからの時代を担う若い人達に読んで頂きたい本です。

 

 



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